オアシスの音楽療育に興味をお持ちいただき誠にありがとうございます。オアシスは県内各所にある保育園を母体に立ち上がった療育施設です。発達に凸凹がある子どもたちが、過ごしやすい社会を作る担い手になるべく日夜努力を続けております。
インクルーシブ社会が特別なものではなく、性別や人種、民族や国籍、出身地や社会地位、障害の有無等によって排除されることなく、地域で当たり前に存在し生活できる社会を目指します。
子どもたちの成長に大切なことは、乳児時代に愛着関係がしっかり構築され、それを基に自己肯定感が育まれることです。子どもには自分を育てる力(自己教育感)が備わっています。加えてこの力を充分に発揮できる環境と自由を用意して、自発的活動を促していく。このことで子どもはしっかりと育っていくのです。
オーおもいやりのこころ
アーあいのあるいつくしみのこころ
シーしゃかいせいをはぐくむ
スーすえのながいじぞくてきしえん
「この子らはどんな重い障害をもっていても、誰と取り替えることもできない個性的な自己実現をしているものである。人間と生まれて、その人なりに人間となっていくのである。その自己実現こそが創造であり、生産である。私たちの願いは、重症な障害をもったこの子たちも立派な生産者であるということを、認め合える社会をつくろうということである。
『この子らに世の光を』あててやろうという哀れみの政策を求めているのではなく、この子らが自ら輝く素材そのものであるから、いよいよ磨きをかけて輝かそうというのである。『この子らを世の光に』である。」(「糸賀一雄著作集Ⅱ」)
音楽療法とは、コミュニケーション、関係性、学習、動き、表現、そして組織化(身体的・感情的・知的・社会的及び認知的)を促進かつ増進するような計画・設計されたプロセスであり、音楽療法士とクライアントの個人あるいはグループによって、音楽及び音楽的要素(音・リズム・旋律・和声)が用いられる。 その目的はその人がより良い内的人格的及び外的人格的な総合力を達成し、結果的にはより良い生活の質を達成することができるように、その人の潜在力を開発し、機能を発達(回復)させることである。
——世界音楽療法連盟による定義
音楽活動 = セッション と クライアント(児童)
【歌唱活動・楽器活動・音楽鑑賞・身体活動・創作活動】
このストレングスモデルを提唱したチャールズ・ラップは、ストレングスモデルの6原則を説明しています。
人間の究極の幸せは
1.愛されること。 2.ほめられること。 3.人の役に立つこと。 4.人に必要とされること。 です。
働くことによって愛以外の3つの幸せは得られるのです。
「その愛も一生懸命働くことによって得られるものだと思う」(日本理化学工業 大山泰弘会長)
オアシスでは将来自立して働けるようになることを目標に、さまざまなプログラムや活動を通して一人ひとりの成長を支援しています。
本人が望む人生に向かった自立にむけて「働く」「働き続ける」ために必要な能力
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